自分の本をアップロードする方法
自分で書いた本をMagic Chaptersに一章ずつ取り込み、登場人物を登録。AIに自分の文体を覚えさせれば、原作はそのままに、好きなシーンや章をAIで書き直せます。
白紙から始める必要はありません。すでに書いた本や短編小説、数章分の原稿があれば、Magic Chaptersに取り込んで続きを作れます。イラストや音声朗読、AI Editはもちろん、自分らしい文体でAIに新しい章を書いてもらうこともできます。
このガイドでは、本を章ごとにアップロードし、登場人物や自分の文体を設定する方法を紹介します。元の文章はそのまま残して、AIで場面や章全体を練り直す方法もわかります。
始める前に
- 章ごとに作業する。貼り付けられるのは1章につき最大60,000文字、英語なら約10,000語です。それより長い章は二つに分け、後半を次の章として貼り付けてください。
- コピーできる状態の原稿を用意する。Word、Google Docs、Scrivener、プレーンテキストのいずれからも貼り付けられます。太字、斜体、引用部分は保持されますが、見出し、リスト、画像は保持されません。章のタイトルは見出しとして貼り付けず、章名の欄に入力してください。
- 先にログインする。自分で書いた章の貼り付けは、無料・Premiumを問わずすべてのアカウントで利用でき、1日のストーリー作成上限にもカウントされません。
ステップ1:最初の章を貼り付ける
- ストーリー作成画面を開きます。フォーム上部のこの章の作成方法で、AIで書くから自分の文章を貼り付けるに切り替えてください。
- 章名を入力します。貼り付けた文章がタイトルで始まる場合は、エディターが章名として提案します。採用するなら使用するをクリックしてください。
- ここに章を貼り付け…と表示されたエディターに本文を貼り付けます。.txtや.mdファイルをエディターにドロップするか、.txtをインポートをクリックしてファイルを選ぶこともできます。.docxや.pdfなどにはまだ対応していないため、文書から本文をコピーして貼り付けてください。
- エディターの下にある語数を確認し、貼り付け時に崩れた箇所があれば太字、斜体、ブロック引用、元に戻す、やり直すで直します。終わったら最初の章として保存をクリックしてください。
章はすぐに保存されます。AIが本文を書き換えることはありません。内容を読み取り、章の要約、説明文、表紙画像を作るだけです。貼り付けた章にも、AIが生成した章と同じコンテンツ審査が適用されます。
ステップ2:残りの章を追加する
- マイストーリーから作品を開き、最後の章にある続きを書くをクリックします。
- 再び自分の文章を貼り付けるに切り替え、章名と本文を入力して第2章として保存をクリックします。ボタンには、追加される章の番号が毎回表示されます。
- 本のすべての章について、同じ操作を繰り返します。
貼り付けた章は、続きを書こうとしている章の直後に入ります。あとから物語の途中に抜けていた章を追加することもでき、その後の章番号は一つずつ繰り下がります。同じ作品の中に、自分で書いた章とAIが書いた章を混在させてもかまいません。
本と登場人物をまとめて管理するなら、種類が本のWriting Packを作り、その中から作品を書き始めましょう。各章、登場人物、場所を一か所にまとめられます。詳しくはWriting Packの使い方をご覧ください。
ステップ3:登場人物と場所を設定する
貼り付けた章を保存すると、AIが本文を読み、ライブラリにまだない名前付きの人物や場所を見つけて、章の記述をもとにプロフィールを作成します。1~2分後、登場人物と場所のページにあるAI生成タブに表示されます。何が抽出され、何が対象外になるかは、登場人物と場所の抽出についてをご覧ください。
主要な登場人物は、最初の章を貼り付ける前に自分で作成しておくのがおすすめです。自分で書くプロフィールには、外見や過去、話し方など、本全体を通してわかる情報を盛り込めます。一方、AIが抽出したプロフィールの情報源は、その1章だけです。抽出後は内容を確認し、後の章で重複して作成されないよう、呼び名も追加しておきましょう。
章を貼り付けるたびに、ストーリー作成画面のこの章には誰が登場しますか?を使いましょう。登場人物と舞台を選ぶをクリックし、その章に出てくる人物、場所、アイテム、グループにチェックを入れます。無料アカウントでは1章につき登場人物を2人まで設定でき、Premiumならさらに多く設定できます。
こうしておけば、後の章でも名前や代名詞、外見の描写がぶれにくくなります。イラストには人物のプロフィールが反映され、章の要約にも正しい人物が登場し、次の章ではその人物たちがあらかじめ選択されます。章を追加した後にできることは、イラストの使い方と音声朗読の使い方をご覧ください。
ステップ4:自分の文体をAIに教える
後でAIに場面を書いたり書き直したりしてもらうなら、ありきたりな語り口ではなく、自分らしい文章にしたいもの。そこで役立つのが文体です。
- 新しい文体を作成を開き、文章から作成を選びます。
- 文章を貼り付ける欄に、自分らしさがよく出ている本の一節を2~3段落貼り付けます。会話と情景描写が入った場面がおすすめです。AIが文のリズム、語彙、表現を読み取り、文体の指示を作成します。
- できあがった内容を読み、違和感があれば調整しましょう。文体は全体に適用するか、本のWriting Packだけに適用できます。
- AIで書くを使うときは、ストーリー作成フォームの文体欄で作成した文体を選びます。
無料アカウントでAIを使って文体を作成できるのは1日1回です。最初に、とっておきの一節を選びましょう。詳しくは文体の設定方法をご覧ください。
ステップ5:雰囲気を設定する
AIに書き直しを頼む前に、新しい文章の雰囲気を決めましょう。コンテンツ設定で、本に合った描写レベルを選びます。やさしい恋愛なら穏やか、心の揺れや成長を描くなら感情豊か、詩的でロマンチックな雰囲気なら詩的です。AI Editにも新しい章にもこの設定が適用されますが、ストーリー作成フォームで章ごとに変更することもできます。各レベルの例は描写レベルの選び方をご覧ください。
ステップ6:AIで章を練り直す
変えたい範囲に応じて、方法は二つあります。どちらも、自分で置き換えると決めるまでは元の文章がそのまま残ります。
AI Editで一場面を書き直す
章全体は気に入っているけれど、ある場面だけ印象を強めたいときに使います。あっという間に終わる再会、もっと大胆にできそうな駆け引き、一文で片付けてしまった夜などにぴったりです。
- 章を開き、ページ上部の編集をクリックします。
- 変更したい箇所を選択します。1~3段落程度が最もよい結果につながります。選択できるのは最大8,000文字です。
- 表示されたツールバーのその他からもっとロマンチックにまたはもっと強烈にを選べば、手軽に雰囲気を変えられます。AIに依頼をクリックして、自分で指示を書くこともできます。
- 提案を読み、採用するなら挿入をクリックして選択箇所を置き換えます。別案が欲しければもう一度試すを選び、最後に更新をクリックして章を保存してください。
指示の例:
- この場面をもっとやさしい雰囲気に。二人が言葉を交わすまでの緊張感も高めてください。
- 章のほかの部分と同じ文体で、再会の場面をじっくり描いてください。
- 会話はそのまま残し、ナディアが彼に対して感じることや気づくことを、もっと詳しく描いてください。
書き直されるのは選択した箇所だけで、その前後は変わりません。AI Editの1日・1か月の利用上限は、AI Editの使い方をご覧ください。
章全体の新しい版を書く
同じ出来事をもっとドラマチックに描きたいときや、別の視点から語りたいときに使います。AIが新しい版を書き、貼り付けた元の文章も以前の版として残るので、いつでも戻せます。
- 章を開いて一番下までスクロールし、再生成をクリックします。表示された画面で章全体を再生成を選びます。
- Prompt欄に、その章の出来事を場面ごとに順番に書きます。場所、登場人物、言動、結末を押さえたうえで、どの場面を変えたいか伝えてください。Promptには最大10,000文字入力できるので、展開の要点を短く並べるだけでも十分です。@chapterと入力して同じ章を選べば、AIに元の全文を参考資料として読ませることもできます。ただし、展開の基準になるのはPromptに書いた出来事です。
- この章の雰囲気を設定します。ストーリーの雰囲気を選択で変更をクリックし、穏やか、感情豊か、詩的から選んでください。選んだレベルはこの章に適用され、コンテンツ設定の初期値より優先されます。
- 文体を選び、登場人物の選択を確認してから再生成をクリックします。再生成は、1日のストーリー生成上限に1回分としてカウントされます。
- できあがったら新しい版を読みましょう。章の下にあるバージョン選択欄から、元の文章も再生成した各版も開けます。以前の版のほうがよければ、その版を開いてこのバージョンをメインにするをクリックしてください。読者に表示され、次の章の続き元になるのは、その版です。
Promptの例:
ナディアはダイナーで遅番に入っている。閉店間際、雨に濡れたイライアスがやって来る。ナディアが片付けをする間、二人は話し、イライアスは彼女に会いたくて毎晩通っていたと打ち明ける。ナディアはドアに鍵をかけ、二人はカウンターのそばでキスをする。出来事の順番は変えず、キスを急がず、章の終わりまでかけてじっくり描いてほしい。最後はナディアが明かりを消し、二人で店を出る。
どの場面を変え、どこをそのまま残すか、はっきり伝えましょう。「口論は書かれたとおりに残し、その後をじっくり描いて」と指示すればAIに意図が伝わりますが、「もっとよくして」だけではAI任せになります。次の章も新しい版とつながるようにしたい場合は、@chapterで参照できます。詳しくはPromptで章を参照する方法をご覧ください。指示の書き方はストーリー用Promptの書き方で紹介しています。
知っておきたいこと
- 文章は非公開です。アップロードした章は、自分で作品を共有しない限り、ほかの人には見えません。AIモデルの学習に使われることもありません。
- 貼り付けた章にプラグインは適用されません。貼り付け時には新たな文章が生成されないため、プラグインが働く余地はありません。AIが次の章を書くときには、通常どおり適用されます。
- 誤字は編集モードで直せます。同じ編集ボタンから、貼り付けた章を手動で修正できます。文章を選択してツールバーの文法を修正を使えば、意味を変えずに表現を整えることもできます。
- コンテンツ審査の対象です。貼り付けた章が利用規約に違反している場合、AIが生成した章と同じようにフラグが立ち、イラストや音声朗読を作成したり、続きを書いたりすることはできません。
最後にひとつ
まずは1章をアップロードして登場人物を設定し、いちばん磨きたい場面でAI Editを1回試してみましょう。AIが自分の文体をうまく扱えていると感じたら、残りの章もアップロード。章全体を書き直すか、いくつかの場面だけを練り直すか選べます。