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「第1章で作ったキャラクターの画像と同じ姿を、第5章でも描くには?」これはよくある質問です。Magic Chaptersでは、キャラクターの一貫性を保つ画像モデルを使います。毎回キャラクターの容姿を文章で説明する代わりに、ポートレートを参照画像として使い、どのイラストでも顔や髪、肌の色、体つきをそろえます。

このガイドでは、キャラクターの一貫性を保つモデルへの切り替え方、ポートレートの設定方法、モデルの選び方、参照画像でできること・できないことを紹介します。画像生成はPremiumの機能で、キャラクターの一貫性を保つモデルはすべてPremium専用です。

使い方

イラストは、シーンをもとに書かれた画像の説明文から生成されます。クリエイティブモデルは説明文だけを使って一から描くため、同じキャラクターでも画像ごとに顔が変わることがあります。一方、キャラクターの一貫性を保つモデルは、説明文に加えてシーンに登場するキャラクターのポートレートも参照します。顔立ちや髪、肌の色、体つきはポートレートに合わせ、ポーズや表情、服装、背景、光の当たり方はシーンから読み取ります。

ここで押さえておきたい点は3つです。

  • キャラクターの容姿を決めるのはポートレートです。ポートレートがないキャラクターは、クリエイティブモデルと同じように文章で描写されます。選択したキャラクターにポートレートが1枚もない場合は、対応するクリエイティブモデルで画像が生成されます。
  • 設定は一度だけで大丈夫です。アカウント設定で選んだモデルは、すべてのストーリーの画像に適用されます。章の表紙、イラスト化で作るシーンのイラスト、再生成した表紙も対象です。
  • 参照できるポートレートは1枚の画像につき最大3人分です。選択したキャラクターのうち、ポートレートがある先頭の3人だけが参照画像として使われます。

ステップ1:キャラクターの一貫性を保つモデルに切り替える

  1. コンテンツ設定 → 画像を開きます。
  2. 画像生成モデルのキャラクターの一貫性タブをクリックします。無料アカウントでは、代わりにPremiumのページが開きます。
  3. モデルから使いたいものを選びます。各カードには生成時間の目安が表示されています。迷ったら、下のおすすめを参考にしてください。
  4. 画像スタイルで画風を確認し、必要なら変更します。ポートレートとイラストは同じ画風にするのがおすすめです。ポートレートを生成する前に決めておきましょう。
  5. 更新をクリックします。

ウェルカムウィザードの作品に命を吹き込むステップでPremiumを設定し、キャラクターの一貫性を選んでいる場合、この設定は済んでいます。おすすめのモデルが自動で選ばれますが、同じ設定ページからいつでも変更できます。

ステップ2:各キャラクターにポートレートを設定する

ポートレートは、ライブラリのキャラクターカードに表示される画像です。キャラクターの一貫性を保つモデルでは、すべてのイラストの参照画像にもなります。外見を入力して作成したキャラクターには自動でポートレートが付きます。章から抽出したキャラクターも同様です(キャラクターと場所の抽出の仕組みを参照)。確認・変更するには、次の手順に従ってください。

  1. キャラクターを開き、対象のキャラクターの編集ページでポートレート欄に進みます。
  2. 変更をクリックします。画像を変更ウィンドウに画像ライブラリが表示されるので、画像を選んで設定をクリックします。新しく作る場合は新規生成をクリックしてください。
  3. 新しく生成する場合、説明文はキャラクターの外見欄にある民族的背景、肌の色、目の色、髪型、髪の色、体型、外見の詳細をもとに自動で用意されます。必要に応じて文章を直し、生成をクリックしてから、できた画像を設定します。
  4. ストーリーのほかの主要キャラクターにも同じ手順で設定します。

参照用ポートレートの選び方:

  • 正面を向いた、鮮明なバストアップ。顔を隠すものがなく、明るい場所で顔・髪・肩がはっきり見える画像が理想です。生成されるポートレートも、意図的にこの構図になっています。
  • 自然で落ち着いた表情。ポートレートの表情がそのままコピーされるわけではありません。笑うか、眉をひそめるかはシーンに合わせて決まります。表情に癖がないほうが、モデルは顔立ちを捉えやすくなります。
  • イラストと同じ画風。写実的なポートレートをアニメ調のイラストに使ったり、その逆にしたりすると、仕上がりが安定しません。後から画像スタイルを変えた場合は、ポートレートも作り直しましょう。
  • 写っているのは1人だけ。2人いると、どちらが対象のキャラクターなのかモデルが判断しにくくなります。

若い頃の姿や変装など、ストーリーによって見た目が変わるキャラクターには、姿ごとに別のバージョンとポートレートを用意してください。参照されるのは、その章で選んだバージョンだけです。詳しくはキャラクターバージョンの使い方をご覧ください。

ステップ3:イラストを生成する

イラストの作り方はこれまでと同じです。ただし、参照画像として使われるのは選択したキャラクターだけなので、選択内容を確認してください。

  • シーンのイラスト:章を編集モードで開き、文章を選択してイラスト化をクリックします。画像に登場するキャラクターで対象にチェックが入っていることを確かめてから、画像を生成をクリックしてください。
  • 章の表紙:表紙にマウスを重ね、画像を再生成をクリックします。画像に登場するのは?で登場させたいキャラクターを選んでください。誰も選ばなければ、ストーリーから自動で選ばれます。
  • 新しい章:自動生成される表紙には、ストーリーの入力フォームでその章に紐づけたキャラクターが使われます。

文章への画像の配置や編集、イラスト付きストーリーの書き出しについては、イラストのチュートリアルをご覧ください。

モデルの選び方

キャラクターの一貫性を保つという役割はどのモデルも同じですが、生成速度、顔の再現性、描写できる内容が異なります。生成時間の目安は各モデルのカードで確認できます。

  • まずはSeedream 5.0 Flash Editがおすすめです。Premiumのウェルカムウィザードでも選ばれるモデルで、生成が速く、顔の再現性も良好です。
  • Seedream V5 Lite EditとSeedream V4.5 Editは、同じシリーズの旧バージョンです。Flashモデルで顔が安定しないときに試してみてください。生成には約2倍の時間がかかります。
  • Wan V2.7 EditとWan V2.6も有力な選択肢です。生成速度はほぼ同じですが、仕上がりの雰囲気が少し異なります。Seedream系で同じ失敗が続くときに試してみてください。
  • Flux 2 Turbo Editはこの中で最速のモデルです。Qwen Image 2.1 Editとともに、個性的な画風やすっきりした構図を得意とします。
  • Muse Editは制限が最も厳しく、性的な連想を誘う内容はすべて拒否されます。ストーリーを全年齢向けに徹底し、審査で予期せず止まることをできるだけ避けたい場合に選んでください。

モデルの切り替えに追加費用はかかりません。どのモデルで作っても、生成した画像1枚につき1枚分が1日の上限にカウントされます。まずはおすすめのモデルで1シーンを試し、顔がどうしても安定しない場合に別のモデルへ切り替えましょう。

キャラクターの一貫性の限界

  • 登場人物は1~2人が最も安定します。1人なら通常はかなり似た顔になり、2人でも良好です。3人も可能ですが、顔立ちが混ざったり、1人が描かれなかったりすることがあります。4人以上のポートレートには対応しておらず、追加のキャラクターは文章だけで描写されます。
  • 顔以外はシーンの描写が優先されます。服装、ポーズ、表情、「髪を結んでいる」といった髪型の細部、照明や背景は、すべてシーンの説明文に従います。毎回同じ服を着せたいなら、ポートレートではなく説明文に書いてください。
  • ポートレートの質が仕上がりを左右します。ぼやけた画像や暗い画像では、顔の再現も曖昧になります。どうしても似ないときは、モデルを変える前にポートレートを作り直してみてください。
  • 細部が変わることはあります。引きの構図では、目の色や傷痕、タトゥーが消えることがあります。説明文でその特徴に触れるか、生成後に画像を編集で直せば、ほかの部分を変えずに修正できます。
  • 画風を変えたらポートレートも合わせましょう。画像スタイルを変更した後は、新しい画風に合うようポートレートを再生成してください。
  • 単独の画像生成機能では使えません。画像ライブラリの新規生成タブで使えるのはクリエイティブモデルだけです。キャラクターの一貫性を保つモデルは、ストーリーから作るイラストに適用されます。
  • Premium専用です。キャラクターの一貫性を保つモデルを使うには、Premiumアカウントが必要です。

自分の写真をアップロードできない理由

Magic Chaptersには、キャラクター用を含め、写真をアップロードする機能がありません。ポートレートはすべて文章による説明からサイト内のツールで生成され、参照画像に使えるのも生成されたポートレートだけです。これは法令遵守と安全のために、意図的に設けた制限です。親密な内容を生成できるサービスで実在の人物の写真を受け付ければ、その人のディープフェイクのような画像に悪用されるおそれがあります。私たちは、そうした行為に加担したくありません。また、私たちからAIプロバイダーへ誰かの写真が送られることもありません。

代わりに、思い描く容姿を好きなだけ詳しく言葉にしてください。外見の項目を埋め、外見の詳細には顔の輪郭、そばかす、前歯の隙間、髪の流れ方、眼鏡、お気に入りのアクセサリーなどを自由に書けます。ポートレートを何枚か生成して一番近いものを選べば、以降のイラストでもその姿が基準になります。

最後にひとつ

まずはキャラクターを1人だけ使ってみましょう。今後も使う予定の画風で、正面を向いた鮮明なポートレートを用意し、モデルをSeedream 5.0 Flash Editに切り替えます。次に章を編集モードで開き、そのキャラクターだけにチェックを入れて、異なる2つのシーンをイラスト化してください。両方の顔がそろっていたら、2人目の主要キャラクターを加えて同じように試します。3人を一度に描くのは、全員が同じ場面に必要なときだけにしましょう。